(名) スル
① 「場所や建物を必要としている人」と「まだまだ頑張れる建物」を引き合わせて、一緒に活かし方を考えること
② 基準となるのは「費用と持続性のバランス」と「地域と未来にとって良いかたち」であること
これまで私たちには「取り壊す前に相談してほしかった」という建物がたくさんありました。
もしどうすべきか悩んでいる建物があるなら、決める前に相談してほしい。活かすにしても、取り壊すにしても、そっと背中を押してあげられる存在になりたいと思っています。
そして同時に「活かすべき建物」と「建物を必要としている人」とをマッチングすることが大切だと考えています。必要としている暮らし方や地域のニーズに合わせ、なにを活かして、どこに手を加えるのか、一緒に考えていくパートナーとして選んでいただければ幸いです。
考えた結果、時には解体した方が良いこともあると思います。たとえ取り壊すことになったとしても、使える材料は回収し、古材や古道具として次の役割を見つけてあげたい。更地になった後の新築にも、美しい風景の一部を担ってほしいと思っています。
『地域に残るべき建物がちゃんと残り、古き良きものが流通しながらも良質な新しい建物を建てていく』建物と人が上手にマッチングしたこれからの風景を描いていきたいと思っていますので、サンナナデザインをどうぞよろしくお願いいたします。
「古い家があってどうしたらいいか分からない」「改修するか壊すか、売るか貸すか迷っている」「引っ越したいんだけど住みたくなる家がない」「新しくお店を出すから物件を探している」など、建物や土地に関する様々なご依頼をいただいています。
それぞれの目的を共有するため、直接お会いしての打合せを心掛けています。
ご依頼いただいた建物、土地、周辺環境の状況などを調査し、活用方法や改修プラン、費用などをご提案します。
・建物の状態が良ければ、そのまま売買物件、賃貸借物件として活用します。
・建物の用途や状態により改修が必要であれば、そのデザインや費用を計画します。場合によっては、借主さんの改修物件にしたり、まったく新しい使い方にすることもあります。
・改修の費用によっては、解体をおすすめすることもあります。その場合は材料を回収して活用したり、土地の使い方を計画したりします。
・もちろん土地の売買、新築計画をご提案することもあります。
その建物を必要としている人や新しい使い方をマッチングし、改修を行ないます。
新しい住み手が自らの改修を希望する場合もあるので、そのままの状態での売買や賃貸借になることもあります。
解体をおすすめしたときには、単に壊すのではなく古材として回収・販売したり、その土地と新築希望の人をマッチングすることも可能です。
改修によって、新しい住まいや店舗や地域の拠点になったり、解体によって回収された古材が床や壁に生まれ変わることで、新しい役割を担い、想いを受け継ぐことができます。
本当に必要とされている建物(役割)を残し、豊かな生活と風景を創ることが、私たちがこれからの子どもたちに繋いであげられることだと思っています。
M:味園将矢 C:味園千草
お問い合わせは、こちらのメールアドレスより受け付けています。
メールの内容を確認次第、お返事いたします。
お問い合わせ: contact@37design.jp
会社名: 37design(サンナナデザイン)
設立: 2018年9月1日
代表: 味園 将矢
工務店にて大工・詳細設計・現場管理を経て独立。
妻の千草と『役割を果たした建物を次の可能性とマッチングして、新しい風景を創っていく』を合言葉に活動。